■蜜ろうクレヨンって何?
蜜ろうクレヨンとは蜜蝋でできたクレヨンの事ですが、蜜蝋とは蜜蜂の巣を構成する蝋のことで、働きバチの腹部の腺から分泌されるものです。(パルミチン酸ミリシル)中でも良質の蜜蝋を使用しているシュトックマー社は、食品の基準に合わせるよう自主基準を設定しています。これ以外にも、透明感ある良質の蜜ろうを使用し、その蜜ろうに色素を混ぜるだけにとどめているため、透明感のある綺麗な発色が楽しめます。(色素は食品に許されるものだけを使用しています)
いわゆるクレヨンのイメージより硬めで、折れにくく、べたつかず、手はもちろんのこと、画用紙に描いた後の作品も汚れにくい。などの特徴があります。
また、絵を描くにあたっての最大の特徴とでもいうべき事があります。
それは透明感ある発色の良さから、クレヨン同士を塗り重ねた場合、下の色が上に透けて見えるため、結果混ぜ合わせたように新しい色を作り出すことが可能なのです。ちょうど色の違うセロハンを重ねるのと同じ理屈です。絵を描く素材は画用紙をはじめなんでも結構です。
木、ガラス、布、プラスチック・・・いろいろお試しください。
シュトックマー みつろうスティッククレヨン 8色 缶ケース入り 透明なクレヨン 画材 知育 お絵描き プレゼント 入園 お祝い
商品コードST31002
通常購入
■スティッククレヨン■
シュトックマー社の蜜ろうクレヨンには・スティックタイプ・ブロックタイプの2種類あります。
スティッククレヨンは主に線を描くのに向いています。ブロッククレヨンは角を使えば細い線、辺を使えば大きい面が描けます。違いをあげるとこのくらいです。
1歳頃から始まるいわゆる《殴り描き》の場合には『スティックタイプ』がオススメです。子供に何かペンを持たせると、紙一杯に塗りつぶします。
『だったらブロック?』と思われるかもしれません。
でもこの《塗りつぶす》は結果論です。おそらく塗りつぶしたいと思っているわけでもなんでもなく、手を動かしやすいようにペンを持ったまま動かしていたら、ぐるぐる線が描けました。何度も手を動かすうちに描けるところがなくなるほど一杯になりました。ということだからです。
この頃の子供は一般的にまだ指でしっかり持つ(つまむ)ということができず、どちらかというと《握る》ということが専門のはずです。ブロッククレヨンの場合、握ってしまうにはちょっと幅がありすぎ、ちょっと短いような・・・握って描いてもクレヨンのどこが紙に当たっているのか手で隠れてわかりづらいのです。指先で安定して持つ、つまりつまんだ状態で描くということは難しく、たとえできたとしても画用紙に描く際摩擦が大きく、描きにくい様な気がします。
その点スティッククレヨンは適度な長さと太さを持っており、握って描いてもクレヨンのどこが紙に当たって描けているのか、その子自身見ることもできます。当然ブロックよりスティックのほうが摩擦も少ないため、スティックのほうが使いやすいように思えます。ただし、これはあくまでも《殴り描き》をした場合であって、何かしら目的を持って《表現する》事とは別の話です。
2歳くらいからでは『絵を描きたい』など何かを表現する頃になるとブロッククレヨンは重宝します。
ほそーい線から大きな面までひとつのクレヨンで多彩に表現することができます。大人ならスティッククレヨンだけでもカッターナイフで削って画用紙にあたる面を広げたり細い線を描くことも可能です。でも手っ取り早く実現するには、スティッククレヨンよりもブロッククレヨンのほうが簡単ですし、その表現はスティックにはまねできないくらい豊かです。ただ、だからといってブロッククレヨンだけということも難しく、適材適所、通常の線画にはスティック、特殊な表現の場所や大きく塗りたい時、色を混ぜたりして楽しむ時にはブロックと、手段を選べるようにしてあげることが大切です。
またスティッククレヨンで絵を描くと基本的に線画しかかけないため、絵を描いた時こじんまりとしてしまいがちです。それに比べブロッククレヨンは太い線が描きやすいため、自然と描く絵もダイナミックになるようです。
ブロッククレヨンのあり方、考え方はクレヨンを使って表現できるくらいの年齢になった時、比較的簡単に色の表現を豊かにできること、絵を描くことの楽しみを広げられます。
重ね塗り・スクラッチ・溶かし絵など、楽しみ方は無限大
※持ち運びに便利なメタルケース入り
●サイズ:105×90×15mm
●色:洋紅色・オレンジ・レモンイエロー・緑・青・青紫・赤褐色・黒
数量